「支部活動」カテゴリーアーカイブ

2020年度 第11回 ATEM東日本支部大会(ZOOM)

日時: 2020年12月20日(日)13:30~16:00 (研究発表は 14:00~16:00) 

開会の挨拶 13:30

支部総会  13:35-13:55

研究発表  14:00-16:00 (それぞれ発表20分+Q & A 15分)

第一発表  14:00-14:20

題目: The effects of student camera usage in synchronous courses: Student views

発表者:

Ryan Spring (Tohoku University)
Sachiko Nakamura (Chuo Gakuin University)

使用言語:英語

発表概要:

Due to the COVID-19 coronavirus pandemic, many schools suddenly found themselves having to implement online courses. Some studies have shown that for foreign language learning, video synchronous education can be beneficial (e.g. Entzinger et al., 2013; Spring et al., 2019), and others have suggested students who turn on their video cameras during synchronous sessions of non-foreign language classes report better engagement (Park & Bonk, 2007; Giesbers et al., 2013). However, it is still unknown how L1 Japanese students in EFL courses during the COVID-19 crisis react to turning their cameras on during synchronous video online courses. This study conducted a post-course student survey on a class that included students who did and did not turn on their cameras, finding that though most students didn’t mind turning on their camera, some didn’t want to because of feelings of embarrassment or internet trouble. Furthermore, there did not seem to be a strong relation between whether or not students turned on their camera and how much they claimed to have participated in the class. It also revealed that while students don’t mind having some of their courses online, they prefer English classes take place in person.

Q & A   14:20-14:35

第二発表 14:40-15:00

題目: A Study of Be-Verbs Based on Movie and Picture Book Corpus: A Case-Study Research of Developing English Learning Method for Children

発表者: Atsuko Otsuki (Senshu University)

使用言語:英語

発表概要:

We have studied and explored an alternative English teaching method to the conventional rote learning method which may place a high load on English learners. Our study applies a verb-centered approach on teaching English from a linguistic point of view. In this study, we built up a theory that producing a be-verb sentence is difficult not only for small children of English native speaker, but also for English learners of Japan, especially for Japanese elementary school children. To support the theory, we gathered the be-verb data from several English movies and children’s picture books. Be-verbs are polysemous and have the most abstract meaning of all verbs. Logically speaking, this implies that producing a be-verb sentence is difficult for children of both native and non-native English children. Furthermore, Japanese language doesn’t have any words which are equivalent to be-verbs of English. In our presentation, we discuss the semantic and functional roles of be-verbs from the linguistic point of view, show our data of be-verbs from movies and children’s picture book corpus, and examine them. Finally, reconsideration how to teach be-verb sentences to children as a second language in our English classes is suggested.

Q & A 15:00-15:15

第三発表 15:20-15:40

題目:辞書開発における重要低頻度語の語義の提示法について

発表者:山本五郎(法政大学)

使用言語:日本語

発表概要:

ESL/EFL辞書の開発における課題の一つは,使用者にとって有益な情報を効率的かつ効果的に取り入れ提示することである。日本人英語学習者を対象としたWisdom 4版の開発にあたっては,3版までは取り上げられていなかった新機軸として日常生活語彙項目に焦点を当て,英語学習者の視点に重きを置いた内容の充実を図った。通例,頻度レベルの低い語は,使用例などを省略するが,Wisdom4版では日常生活語として重要である項目に関して,新たなサインポストを付与し,約2,000の項目について語義に合わせて典型例を提示している。ところが,このような工夫を取り入れても,近年のニュースや新聞などのメディア英語で注目すべき語彙について充分な記述がなされないケースがある。本発表では,メディア英語での実例やコーパス(COCA)のデータを基にして,注目すべき低頻度語の語義記述の重要性について論じる。

Q & A 15:40-15:55

閉会の挨拶 15:55-16:00

Zoom懇談会

映画英語教育学会(ATEM)第6回東日本支部大会プログラム

映画英語教育学会(ATEM)第6回東日本支部大会プログラム  

20151129日(日曜日)10:00 ~ 18:10

麗澤大学東京研究センター(西新宿・アイランドタワー4

10:0010:20 総会・開会の辞              
10:3011:50 「映画と文学・文化研究」発表1「『グラン・トリノ』に描かれた珠玉の愛の姿」発表者:藤田 久美子     (白梅学園大学)発表2Children of Men 『トゥモロー・ワールド』(2006)に見る難民のイメージ

発表者: 日影 尚之  (麗澤大学)  

昼食 (70分間「授業にお薦めの映画」紹介
13:0014:20 特別講演                                                         (90)『オセンティックなリスニング教材開発:デ集からタスク作成まで』演者  小林 敏彦国立大学法人 小樽商科大学大学院商学研究科

アントレプレナシップ攻(門職大学院ビジネス

スクル)教授

休憩 (10分間)
14:3015:50 「映画英語教育研究」発表3Lost in Translation (2003)の作品理解に欠かせない重要場面はどこか― 映画英語教育における場面選定と、その基準に関する考察 ―発表者:小泉 勇人  (早稲田大学大学院)             

発表4映画を利用して分析するラグビー・ヘッドコーチ Eddie Jones氏の英語

発表者:吉田 雅之  (早稲田大学)             

休憩 (10分間)
16:0018:00  「映画と言語研究」発表5会話における平叙疑問文の機能」発表者:原田 知子 (武蔵野音楽大学)             発表6So you don’t read Runway?: How Declarative Questions Work

発表者:渡邊    (麗澤大学)           

発表7 映画で学ぶ「行為解説」の進行相」

発表者:藤枝 善之(京都外国語大学・短期大学)

 

18:0018:10 閉会の辞

特別講演:13:00~14:20

 

研究発表要旨

映画英語教育学会(ATEM)第6回東日本支部大会(20151129

 麗澤大学東京研究センター(西新宿・アイランドタワー4階)

               

研究発表110:30~11:10

「『グラン・トリノ』に描かれた珠玉の愛の姿」

藤田久美子 (白梅学園大学・短期大学非常勤講師)

クリント・イーストウッド監督作品『グラン・トリノ』は、朝鮮戦争の従軍経験を持ち、かつてフォード社の組立工であった偏屈な老人が主人公である。人種偏見の持ち主であった彼は、隣人であるアジア人の若者との関わりを通して人間性を取り戻し、残された短い時間をこの若者とその姉のために使うことになる。そして、彼は、あることから窮地に陥ったこの姉と弟を救うため、彼らに最大の贈り物―自分の命―を贈る。本発表では、彼の偏屈な、閉鎖的な性格の原因であったと思われる朝鮮戦争での従軍経験を考え、その後の一種の心的障害(PTSD)が、アジア人の若者たちとの関わりによってどのように解決されていくのかを考えたいと思う。また、彼の最期の行為の意味を考え、彼の人生の意味について考えたい。

 

研究発表211:10~11:50

「映画Children of Men 『トゥモロー・ワールド』(2006)に見る難民のイメージ」

日影尚之(麗澤大学)

映画Children of Men (邦題『トゥモロー・ワールド』)(2006)が描くのは、新生児誕生のニュースが18年間も聞かれない、テロや紛争が蔓延し、多くの国・地域が荒廃し、イギリスに押し寄せる難民(“fugees”)が容赦なく強制収容されるような荒涼とした世界である。名のついた登場人物のほとんどが死ぬが、出産して新生児とTomorrow号に乗る黒人女性Keeに前途を見る読みも可能ではある。本発表では、スラヴォイ・ジジェクらが指摘するように、この映画で重要な、名もなき社会的弱者としての難民の描き方を中心に考察したい。

 

研究発表314:30~15:10

Lost in Translation (2003)の作品理解に欠かせない重要場面はどこか

― 映画英語教育における場面選定と、その基準に関する考察 ―」

小泉 勇人(早稲大学文学研究科博士後期課程)

「『腑に落ちること』、すなわち知的発見を得るところにある」英語の授業 (山田 2005)を目指すとき、映画英語教育における場面選定は一つの課題であると言える。選定する場面によっては、「英語学習」に加えて「物語研究」としての側面が立ち上がる場合もあり、知的発見が多層的に見出される余地が発生するからである。つまり、「英語学習」と「物語を理解する醍醐味」が連動することによって、学習者側の「腑に落ちる感覚」がより促進されるのではないだろうか。場面選定の基準については、例えば天沼(1996)、そして小林(2003)によって既に整備されているように思われる。それらを参考としながらも、その上で、本発表では「作品理解に欠かせない要素を備えていること」を新たな選定基準として提案してみたい。具体的にはLost in Translation (2003) における特定の場面を取り挙げ、その選定理由を検証する。加えて、その場面で交わされる英語の台詞を学習する際に注意を要する点についても論じたい。

 

研究発表415:10~15:50

「映画を利用して分析するラグビー・ヘッドコーチ Eddie Jones 氏の英語」

吉田雅之(早稲田大学)

先般のW杯で活躍したラグビー日本代表のヘッドコーチを務めていた Eddie Jones 氏の英語には、かなりのクセがある。彼の英語は3種類に分類されるオーストラリア英語の中で最もなまりの強い broad Australian なので、慣れていない人の耳には時として英語に聞こえない程である。英語学習者がこのような英語をすらすらと理解する必要はないのだが、TOEIC 受験時にも様々な英語を聴く機会のある現在、この英語をある程度まで把握しておくことは有用であろう。英語史の観点からは、約200年前にオーストラリアへ移民した英国人のうち、かなりの人数が囚人であったこと、また彼らの大部分が労働者階級であったために、Cockney accent が豪州英語の成立に大きな影響を与えたことを指摘することができる。本発表では映画を通してCockney accent, broad Australian の音韻面における類似性を確認した後、Jones 氏の英語と比較検討し、映画英語とニュース英語の併用が有効であることを指摘したい。

 

研究発表516:00~16:40

「会話における平叙疑問文の機能」

原田知子(武蔵野音楽大学)

会話では、“You like it?”のように、平叙文の語順のまま上昇イントネーションで発音する「平叙疑問文」がよく使われる。yes-no疑問文を咄嗟に作れないレベルの英語学習者が会話で平叙疑問文を使うことがあるが、平叙疑問文はyes-no疑問文の代わりにいつでも使えるわけではなく、すでに話題になったことを確認する、驚きなど強い感情を表す、相手に依頼するなどの機能がある。また、二人称でよく使われる、応答にはyesが期待されることが多いなどの特徴を持つ。この発表では、映画のシナリオで実際の用例を分析し、特に教師の発話における平叙疑問文の様相を明らかにしたい。

研究発表616:40~17:20

      So you don’t read Runway?: How Declarative Questions Work

渡邊信(麗澤大学)

鈴木伊作(株式会社VSN、元麗澤大学大学院

いわゆるDeclarative Question (DQ、平叙疑問文)は口語英語の顕著な特徴である。本発表では、主にCarter & McCarthy (2006)およびHuddleston & Pullum (2002)の観察を基点とし、DQの働きを網羅的に考察する。DQの「傾き」、会話の含意、問い返し疑問文との相違点、非肯定表現anyの生起制限、”confidence markers”、 応答におけるyesnoなどを論ずる。またしばしばDQと混同される省略を伴う疑問文(e.g., You hungry?)の正体にも迫りたい。例文は主にThe Devil Wears Prada (『プラダを着た悪魔』)から引用する.

【参考文献】

Carter, R., & McCarthy, M. (2006). Cambridge grammar of English. Cambridge University Press.

Huddleston, R., & Pullum, G. K. (2002). The Cambridge Grammar of the English Language. Cambridge: Cambridge University Press.

 

研究発表717:20~18:00

映画で学ぶ「行為解説」の進行相

藤枝善之(京都外国語大学・短期大学)

本発表の目的は「行為解説」を表す進行形の基本概念、コア・イメージを考察し、既存の説に新たな選択肢を加えることである。毛利(1980)は、Austin(1975)の発話行為論で使われた定型式 “In saying x, I was doing y.”を利用して以下の結論を導き出している。すなわち、「英語では、行為AをBといいかえることによって<Aの内容を解説>するとき、Bの部分に進行形が用いられる」。例外扱いされることの多いこの用法は、進行形全体の枠組みの中でどう位置づけられるべきか。映画の用例を見ながら、「行為解説進行相」の本質に迫りたい。

 

第6回映画英語教育学会(ATEM)東日本支部大会特別講演のご案内

映画英語教育学会(ATEM)東日本支部会員各位

11月29日(日)に開催されます第6回映画英語教育学会(ATEM)東日本支部大会の特別講演をご案内申し上げます。今回は、映画を利用した英語学習教材開発に精力的に取り組まれ、多方面でご活躍されていらっしゃいます小林敏彦先生(国立大学法人 小樽商科大学院研究科教授)をお迎えして、オーセンティックな教材とは何か、そしてその開発のコツについて貴重なお話を伺います。皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*大会研究発表応募締切は10月18日となっており(氏名・所属・連絡先(メールアドレス)・発表概要(日本語300字程度/英語200語程度)を「映画英語教育学会東日本支部 大会準備委員会」ej-seminar@atem.org 宛)、発表はATEM会員であればどなたでも応募可能です。なお、本年度会費が未納の方は、出来る限り早急にご納入いただきますようお願い申し上げます。

講演 『オーセンティックなリスニング教材開発:データ収集からタスク作成まで』
講演者 小林敏彦 KOBAYASHI Toshihiko
国立大学法人 小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(専門職大学院ビジネススクール)教授

発表要旨
洋楽、洋画、TVドラマ、車内放送、館内放送、生の会話、インタビューなど身近にあるオーセンティックな英語の音を費用をかけずにそのままリスニング教材として授業で活用するための全プロセスを提示する。データの収集、データの選抜、タスクの作成の各段階を具体的に例示し、詳細に解説し、教材の実物として、私が過去13年間担当してきた小樽商科大学の教職科目「英語科教育法III(教材開発論)」の受講者が作成した授業配布用のハンドアウトの実物をすべて発表会場に持ち込み、一人でも多くの方々に実際に手に取ってご覧いただく予定である。受講生の中には現在中学、高校、大学で活躍し、教科書の執筆をしている卒業生もおり、全国の教職課程の中でもユニークな内容となっている。教員自身がオーセンティックな教材開発に積極的に取り組み、現場のニーズに合致した教材を授業で使用することで、自身のモチベーションも上がることを実感していただきたい。

プロフィール
小樽商科大学商学部経営法学コース卒、ハワイ大学大学院英語教育研究科修了(MA in ESL)
ハワイ州会議通訳者免状(同時・逐次)4種全取得
ハワイ大学日本語講師を経て、現在に至る。
チャールズ皇太子夫妻来日記念第一回ブリティッシュカウンシル主催英語スピーチコンテスト学生の部全国第2位(1986年)。
コバ英語ジム(KEG: KOBA English Gym) および口語英文法研究会口語英文法研究会(CEG: Colloquial English Grammar Circle)主催。
3M(Media/Movie/Music)を活用した「わかりやすく(Clear)、おもしろく(Interesting)、ためになる(Practical)授業」を心がけている。

東日本支部 2015年度支部大会開催のお知らせ

映画英語教育学会(ATEM)

東日本支部会員各位

支部会員の皆様方におかれましては、益々ご健勝のことと拝察申し上げます。さて、映画英語教育学会(ATEM)東日本支部大会も今年で6回目を迎えることとなりました。つきましては皆様方から研究発表を以下の要領で募集いたしますのでご案内申し上げます。英語・映画・教育をキーワードにした研究発表や授業報告等、振るってご応募ください。

大会日:平成27年11月29日(日)

会場:麗澤大学東京研究センター(西新宿アイランドタワー4階)  応募締切:10月18日(日) 応募結果のお知らせ:10月23日(金)迄にE-Mailでお知らせします 応募要領:氏名・所属・連絡先(メールアドレス)・発表概要(日本語300字程度/英語200語程度)を、締切日までに下記メールアドレス宛に添付ファイルでお送りください。 送付先:「映画英語教育学会東日本支部 大会準備委員会」
ej-seminar@atem.org  宛

多くのご応募をお待ち申し上げております。
映画英語教育学会東日本支部 大会準備委員会

映画英語教育学会東日本支部2015年度 夏季例会開催のお知らせ

        映画英語教育学会東日本支部2015年度 夏季例会開催のお知らせ

201575日(日曜)13:0015:30 / 会場:麗澤大学東京研究センター

ATEM東日本支部・2015年夏季例会1.帰国報告会:「オーストラリアと私―オーストラリアにおける研究―    発表者 :嘉来 純一(早稲田大学本庄高等学院)13:00~14:00

                                               (30分休憩)

 2.座談会:「映画に見る日本の表象について」      14:30~15:30

      パネラー:日影尚之(麗澤大学)

           藤田久美子(白梅学園大学・短期大学)

           吉牟田聡美(国際基督教大学)

           延原みか子(東京都立産業技術高等専門学校)

 

今春オーストラリアでの在外研究を終えられ帰国された嘉来純一氏の帰国報告会は、在外先でのご研究についてご発表いただくと共に、最近のオーストラリア事情についてのお話を伺います。座談会「映画に見る日本の表象について」では、パネラーの日影尚之氏・藤田久美子氏・吉牟田聡美氏・延原みか子氏が、映画の日本表象について、それぞれ映画をまじえながらお話し下さいます。その後フロアーの皆様方も含めて気軽に議論を進めます。

英語教育の多様性が求められる今日、映画英語教育の更なる発展へのヒントを得るまたとない機会となるかと存じます。皆様方におかれましては大変お忙しいことと存じますが、何卒ご参加いただきますようご案内申し上げます。

 

*問い合わせ:e-mailej-seminar@atem.org)*事前申し込みの必要はありません。

*参加費無料 *例会終了後、懇親会を予定しています。

*会場:麗澤大学東京研究センターhttp://www.reitaku-u.ac.jp/daigaku/campus/campus01.html

東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー4階 新宿駅西口より徒歩8分

新宿アイランドタワー

 

映画英語教育学会東日本支部2015年度 春季セミナー開催のお知らせ

映画英語教育学会東日本支部2015年度 春季セミナー開催のお知らせ

201538日(日曜)13:0016:00 / 会場:麗澤大学東京研究センター

ATEM東日本支部・2015年春季セミナー特 別 講 演 (13:15~14:45)「歴史に残る作品に携わってきたアニメータが語る制作の舞台裏」

講師 富沢 信雄氏(アニメーター・アニメーション監督

― テレコム・アニメーションフィルム)

映 画 紹 介(15:00~16:00)

日米合作冒険アニメ映画『リトル・ニモ』Little Nemo (1984)

      注:タイトルや時間配分など、当日若干の変更があるかもしれません

講師、富沢信雄氏は、1974年から「アルプスの少女ハイジ」のアニメーターとして活躍し、以後「母をたずねて三千里」「未來少年コナン」「赤毛のアン」「ルパン三世 カリオストロの城」「じゃりン子チエ」「名探偵ホームズ」日米合作映画「リトル・ニモ」など、歴史に残る数多くの作品の原画・絵コンテ・演出に携わり、現在は、高畑・宮崎両監督もかつて過ごしたテレコム・アニメーションで活躍されています。

現在のアニメ作品に継承される技術や作品傾向に触れつつ、アニメ映画の制作過程、制作現場でのスタッフの様子、日米の制作方法の違い等、貴重な話を中心に、経験豊かな講師が歴史を振り返りながらアニメーターとしての制作への想いを語ります。

アニメーションの知見を広げ、皆様方の更なる映画英語授業の充実にご利用いただきたく企画いたしました。本学会ならではの貴重なセミナーです。皆様、振るってご参加ください。

 

*問い合わせ:e-mailej-seminar@atem.org)*事前申し込みの必要はありません。

*参加費無料 *例会終了後、懇親会を予定しています。

*会場:麗澤大学東京研究センターhttp://www.reitaku-u.ac.jp/daigaku/campus/campus01.html

東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー4階 新宿駅西口より徒歩8分

 

2014年7月6日(日)夏季支部例会

2014年7月6日(日)夏季支部例会

特別講演: センダック(Maurice Sendak)の『怪獣たちのいるところ』

‟Where the Wild Things are”に見る媒体の視覚表現」申 明浩 シン ミョンホウ (武蔵野美術大学)

映画英語教材開発No.7 映画『アナと雪の女王』“Frozen”

  1. 延原みか子(東京都立産業技術高等専門学校)
  2. 『アナと雪の女王』“Frozen”にみられる他者とのコミュニケーショ ン~多様性を認めながら成長する登場人物のセリフの変化に着目して~
  3. 吉牟田聡美(聖学院大学)
  4. 『アナと雪の女王』“Frozen” やディズニー映画に見られる女性像

~メディアリテラシーの観点からジェンダーを読み解く~

映画英語教育学会東日本支部2014年度 春季例会のお知らせ

 

映画英語教育学会東日本支部2014年度 春季例会のお知らせ

201439日(日曜)13:0017:00 / 会場:麗澤大学東京研究センター

ATEM東日本支部・春季例会案内

1.「『ノッティングヒルの恋人』を使ったfocus on formアプローチの実践」

(13:00~14:30)

発表者 中川英幸(聖学院大学)   近年英語教育でよく耳にするfocus on formアプローチを大学の授業で導入する

実践例と学習効果を発表する予定です。

<休憩10分間>

  1. 映画英語教材開発No.6(14:40~15:20)

提案者 大月敦子(専修大学・相模女子大学)

映画『リトル・ダンサー』 Billy Eliot(2000年)について、「1980年代のイギリス社

会」「夢を実現する勇気」「イギリス英語の多様性」をキーワードに、映画英語教材として

の可能性をフロアーの皆さんと一緒に考えます。

休憩10分間>

3.「英語学習者のストラテジー・ツリー」(15:30~17:00)

発表者 阿部真由美(テンプル大学院生)

ヒュー・デイヴィス(The Open University大学院生)

吉牟田聡美(聖学院大学、テンプル大学院生)     R・オクスフォードのStrategic Self-Regulationモデルをベースに、生徒・学生の振り

返りの助けとなるストラテジー・ツリーを開発しました。学習者は、鳥瞰的に自らの学習を見直すことが出来ます。本発表では、実際に自分のツリーを描いてみるワークショップを含めて、理論と応用、一対一のカウンセリングと授業における実践についてお話します。(英語でのプレゼン)

*問い合わせ:e-mailej-seminar@atem.org)*事前申し込みの必要はありません。

参加費無料 *例会終了後、懇親会を予定しています。

会場:麗澤大学東京研究センターhttp://www.reitaku-u.ac.jp/daigaku/campus/campus01.html

東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー4階 新宿駅西口より徒歩8分

映画英語教育学会(ATEM)東日本支部 第4回支部大会

映画英語教育学会(ATEM)東日本支部

第4回支部大会
日時: 2013年11月24日(日) 10:30開会
会場: 麗澤大学東京研究センター 新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー4F (新宿西口徒歩10分)
総会: 10:30~10:50(ATEM会員のみ)
シンポジウム: 11:00~12:20「新しい映画教材開発シリーズ第5弾: BBC TVドラマBenedict Cumberbatchの 『Sherlock 』A Study in Pink 特別講演:13:00~14:30 “How To Improve Our Spoken English” 講師Chris McVay氏 麗澤大学教授

発表者(所属) タイトル
10:30~10:50 総会(ATEM会員のみ)
休憩 10分
11:00~12:20 シンポジウム 新しい映画教材開発シリーズ第5弾:『Sherlock ~ A Study in Pink』
パネリスト  藤田久美子(白梅学園短期大学)・大月敦子(相模女子大学)
12:20~13:00 昼食
13:00~14:30 特別講演Chris McVay (麗澤大学教授) How To Improve Our Spoken English
休憩 10分
14:40~15:20 発表 ①  渡邉信(麗澤大学)

Why Movie Texts? Why not? : Preliminary Descriptions of the Uses of Why not?

15:20~16:00 発表 ② 遠藤由佳里(聖学院大学) “The Women”(1938)と“The Women”(2008)における付加疑問文の使用について
休憩 10分
16:10~16:50 発表③ 吉田雅之(早稲田大学) 映像から見た命令文の特殊用法について-look at 構文を中心に-
16:50~17:30 発表④ 日影尚之(麗澤大学) 『レ・ミゼラブル』(2012)に見る(見えない?)つながるストーリー