映像メディア英語教育学会(ATEM)について

本学会は、公式名称を「映像メディア英語教育学会」、英語名を「The Association for Teaching English through Multimedia」と言います。その前身は「映画英語教育学会」(The Association for Teaching English through Movies)と称し、1995年3月18日に創立されました。どちらの英語名もアクロニム(頭字語)はATEM(エイテム)であり、私たちはこの「ATEM」を本学会創立以来の連続性・一貫性を示す通称として愛用しています。

本学会はもともと、主に映画やテレビドラマを利用した英語教育を研究する学会でしたが、現在はその名の通り研究対象を「映像メディア」全般に拡げ、インターネットを含むコマーシャル、ニュース番組、パブリックスピーチ、音楽、動画共有サービスのコンテンツなどあらゆる種類の映像メディアを利用した英語教育の研究にいそしんでいます。

具体的に、ATEM会員は次のような活動を行っています。

  • 教授法の研究や教材開発
  • 著作権問題の調査や研究
  • マルチメディア・コンテンツの精選・分析
  • 論文、テキストや書籍の執筆、辞書の編纂
  • データベースの構築

またATEMは、国際的には姉妹学会である韓国の映像英語教育学会(The Society of Teaching English through Media、通称STEM)と、国内的には友好学会である映画英語アカデミー学会(The Academy of Movie English、通称TAME)と交流を深めています。このようにATEMは、新しい時代の国際化・情報化社会に対応できる知識やノウハウを積極的に取り入れながら、志を同じくする国内外の教員・研究者と手を携えて幅広い学会活動を展開しております。