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ATEM会長 横山仁視
京都女子大学

 

ATEM会員各位

 日頃は本学会の諸活動にご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

 まず最初に、過日10月19日(土)に開催いたしました第25回全国大会(於京都女子大学)では、あいにくの天候にも関わらず、全国から多くの会員の皆様にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。特に開催担当支部として、近藤暁子(兵庫教育大学、支部代表理事)支部長率いる西日本支部の皆様および本学会の海外の姉妹学会であるSTEM(映像英語教育学会、大韓民国)の接遇では、井村誠(大阪工業大学、副会長)国際交流委員長とその委員会委員の皆様には多大なご尽力をいただきました。改めて本紙面をお借りし、心から感謝申し上げます。

 本年度の全国大会での支部企画シンポジウムでは、初めて5つの支部が出揃い、日頃の特色ある研究・教育活動の取り組みをご発表いただきました。独立した時間帯に組み入れたことで、改めて参加者が各支部の研究・教育活動の特徴を知る良き機会となりました。次年度の全国大会では、昨年4月より新たに始まったSIG活動(5支部7グループ)の初年度年間活動の成果報告の場として、今年度以上に研究発表内容に関心と賑わいを感じることと期待しております。

 本学会が2018年4月1日から「映像メディア英語教育学会」とその名を変更したことはご承知の通りです。映画やドラマに限らず、コマーシャル番組、ニュース番組、TED Talksなどのパブリックスピーチ、音楽、動画共有サービスのコンテンツ、オンラインの広告、資格英語教材などの媒体を広く活用し、学術研究の幅を広げることで、そのアカデミズムと英語教育への応用を研究しています。学会HP(「ATEMについて」)に明記しているように、私たち会員の使命は、これら生きた媒体に潜む原理を探求し、「21世紀の国際化・情報化社会で必要とされる広範な知識経験を交換し合い、研究開発をし、それを蓄積し、社会に貢献できる学会として(研究・教育)活動」することを改めて認識することが、今一度、会員一人一人に求められているのではないでしょうか。会員が勤務する教育現場で映像メディアがどう活用され、どのような教育効果があったのか、学会内の発表の場に限らず、学会のこうした趣旨に賛同し入会してもらえるよう新たな情報発信の拠点となる視点に立ち、学会HPのコンテンツを改革していくことが急務であるとの認識を感じています。このことがひいては新たな会員獲得へと繋がっていく一策であると考えます。会員の皆様にはこうした点をご考慮いただき、これまで以上に「教育成果」という視点を重視した研究発表・投稿論文を期待したく思います。このために学会としては、SIG活動を基本に、支部大会・全国大会の他にシンポジウムやワークショップの開催をも支部単位で積極的に開催していくことを期待すると同時に、何らかの形で支援したいと考えます。

 さて、本学会の姉妹学会であるSTEM(映像英語教育学会、大韓民国)とは本年2020年には姉妹提携20周年を迎えます。双方の全国大会において、記念行事・特別プログラムが準備されることと思います。ATEMの全国大会においても記念行事の一環として特別企画を編成することを考えております。全国大会の日程が確定次第、会員メールを通じてご案内させていただきますので、皆様のご参加をよろしくお願い申し上げます。

 最後に、一昨年10月27日に行われました第24回全国大会(於京都外国語大学)にて第6代会長に就任して1年が経ちました。この間、各支部大会には私自身の研究発表をも含め参加させていただき、各支部の研究・教育活動の特色を垣間見、語り合い、人との繋がりの構築を大切にしてきました。また、各方面から叱咤激励をも頂戴してまいりました。真摯に受け止め、2年目の学会運営に携わっていく所存ですので、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。